2024/04/16
季節の変わり目は、とかく体調を崩しがちです。
手洗い・マスク・うがい、予防をしていたのに、風邪をひいてしまうこともあります。
「熱」「頭痛」「のどの痛み」「鼻水」「せき」「悪寒」など、風邪の症状はさまざまです。
中医学では、そのひとの症状に一番適した漢方薬を選んでオススメしています。
風邪のタイプは3タイプ。
さて、あなたは何色の風邪でしょう?
・ のどがイガイガする
・ のどが渇く
・ 発熱、頭痛
のどが赤く腫れている、鼻水や痰が黄色く粘りがある、赤い顔をしてフウフウいうような時にはからだの熱を冷ましながら発汗させる方法が有効です。
かぜによるのどの痛み・せき・口(のど)の渇き・頭痛に銀翹解毒散エキス細粒(ぎんぎょうげどくさんえきすさいりゅう:第2類医薬品)が代表的な漢方薬です。
・ 透明で水っぽい鼻水がでる
・ 悪寒(寒気)がある
・ 全身に筋肉痛
ぞくぞくと悪寒がして、水っぽい鼻水が出る、のどの腫れや痛みはあまりない、という風邪の初期には、からだを温めて発汗を促しましょう。
青い風邪には葛根湯(かっこんとう)を、あたたかいお湯で飲み、また生姜湯(しょうがとう)を併せて飲むと尚良いでしょう。
・ おなかが痛い
・ 吐き気がする
・ 食欲不振
・ 軟便または下痢
下痢や嘔吐、食欲不振をともなう、胃腸型の風邪の時には、体内の余分な水分を取り除きながら胃腸機能を整え、軽い発汗作用でウイルスを外へ追い出す勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)が代表的な漢方薬です。
※漢方薬は医薬品です。用法用量、ご不明な点などはマスヤ薬局にお気軽にご相談ください!