2024/04/16
女性に多い冷え症は、実は体や心に様々な不調をきたす深刻な悩みのもとです。
「手足が冷えて家事がつらい」
「体が冷えすぎて眠れない」
という不快感だけでなく、実は頭痛・生理痛・不妊の原因にもなることもあります。
ただ、どんなに寒い季節でも冷えない人もいますし、暑い季節でも冷える人もいます。違いは何でしょう?
冷えない人は・・・
★ 筋肉量が多い
★ 免疫力が高い
★ からだをよく動かす
★ バランスの良い食生活を実践している
脂肪はからだを冷やす為、体脂肪率が高い方は冷え症の方が多く、また体温が低いと免疫力が低下するため風邪などもひきやすくなります。からだのすみずみまで栄養と酸素などを届け老廃物を排泄する血は冷えを嫌います。血が冷えると顔色もくすみがちになり、血の流れも悪くなり、頭痛・生理痛・不妊へとつながっていくわけです。
冷えない体作り 4つの実践で冷え症から脱却!
1. 服装をチェックしてみましょう
ベルトでおなかを締めたり、ピンヒールの靴で足を締めつけたり、おなか・腰・胸元・足の露出の多い服装をしていませんか?冷気は首元や足元から入りこんできます。冷えを感じる方は特に首元と足元を重点的に温めることによって、効果的に冷えから体を守ることができます。
また、女性は特に生理期にはおなかを温める服装を心がけましょう。子宮は冷えを嫌います。
エアコン対策もして、自分の体型にあったおしゃれを楽しみましょう。
2. こまめに体を動かしましょう
毎日こまめに体を動かすことが大切です。
例えば、通勤時はエレベーターやエスカレーターを避け、階段を活用する、帰りは一駅歩く、など、日常生活のなかで心がけられることもたくさんあります。
食事の支度中や電車の中では、つまさきを使った軽いストレッチ(かかとをあげてつま先立ち5秒、かかとを下ろして5秒、を繰り返す)を取り入れてみても良いでしょう。
デスクワークの方は1時間毎にのびをする、腰や肩を回す、など、座ったままでも出来る簡単なストレッチを取り入れてみるとだいぶ違います。
毎日実践することが大切です。
是非、試してみてください。
3. 食生活を整える
「食べないダイエット」「単食ダイエット」は、冷える体を作るばかりか、体のバランスを崩すきっかけとなります。ダイエットをする時は、毎日規則正しく体に無理ない低カロリーの食生活と適度な運動をするべきです。
また、冷たいものの飲食、生ものは体を冷やします。
加熱したもの、温かい状態で食べることが望ましいといえます。
食事の時間を決め、一日二食か三食、体を温める食材で栄養バランスよい食事を、腹八分を心がける
以上のポイントを抑えて食生活を整えることが大切です。
4. 漢方薬とハーブを取り入れる
冷え体質を作っている原因は人それぞれ違います。
体を温める血が不足(血虚)していたり、血の流れが滞っていたり(オ血)、自分自身の体を温める腎の力が不足(腎虚)していたり、さまざまです。
自分の体に合った漢方薬や体を温めるハーブなどを上手に活用して、冷えない体作りをしてみませんか?
漢方薬では、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、冠元顆粒(かんげんかりゅう)、参馬補腎丸(じんばほじんがん)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、逍遙丸(しょうようがん)などがよく用いられます。
★☆体を温めるハーブティー☆★
鎮静作用と消化促進作用がありホルモンバランスを整えるのが得意なカモミールティーに、スライスした生姜を加えて、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)をプラスオン♪
婦宝当帰膠は、甘くて飲みやすいシロップタイプの漢方薬なので、ハーブティーとの相性も抜群です。(一日分の用量は守ってくださいね!)
※漢方薬は医薬品です。服用の際はお気軽にご相談にいらしてください。