2024/12/24

生理痛があるのが当たり前・・・そう思っている方、実は寝込んだり、痛み止めを飲まないと耐えられない、といった場合は異常な状態なのです。
生理前にイライラしたり、胸が張ったり、生理にまつわるトラブルは女性の大きな悩みですよね。
生理なんてないほうが楽!という考えかたもいけません。
生理は大事な体のシグナルで、不妊や更年期障害などにも大きく関係しています。
女性の生理的な一生は7の倍数
中医学(中国漢方)では、女性のからだは7の倍数で変化が訪れる、と考えます。
7歳で永久歯が生え髪が豊かになり、14歳で初潮を迎え、21才から成熟していき、28才頃がピークで、その後35才頃から老化が始まり、42才頃には老化のスピードが速まり、49才前後で閉経を迎える・・・、という考えかたです。
こうした生理的な自然の流れは、生活習慣や食生活などで個人差がありますが、足りないものは漢方薬で補ったり、逆に余分なものは排出したりすることで老化を緩やかにすることも出来ます。
年代にあった過ごし方をしましょう
35才~45才
特徴
気と血が少なくなってくる。からだが冷えやすく、疲れやすくなる。内臓機能が弱まり、肌も乾燥しやすくなる。また、回復力が弱くなる。
食養生
トマト・きゅうり・カニなど、からだを冷やす食べ物や、脂っこい食べ物、消化の悪い食べ物を避ける。
45才~50才代
特徴
女性ホルモンの低下により、更年期特有の症状がでやすい。
とくに気の流れが滞り、イライラしたり、憂うつになったり、不安になったり、不眠になったりしやすい。
食養生
柿・カニ・酸味のあるものは、気の循環に適さないため、避ける。
にんにく・ざくろ・黒ゴマ・松の実・ジャスミンなど、血を補い、また気の流れをよくする食べ物を積極的に採るとよい。
薬食同源(やくしょくどうげん・・・薬を飲むことは毎日食べることと同じくらい大事、また食べることは薬を飲むことと同じく心身を健やかにする)といって、食べ物はもともと人間のからだを良くしたり悪くしたりします。
あなたのからだによい食べ物を積極的に摂ることは、元気に暮らすためにとても有効なことです。
それでも追いつかない場合には、漢方薬がお手伝いをします。
自分のからだにあう食べ物を知りたい!更年期が恐い!生理痛をおだやかにしたい!不妊の相談をしたい!
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