2024/12/24

薬用人参には、大きく西洋人参(せいようにんじん)、シベリア人参、田七人参(でんしちにんじん)、高麗人参(こうらいにんじん)の4種類があります。
ウコギ科の落葉低木のシベリア人参(エレウテロコック)の根は「命の根」とも呼ばれ、ロシアのシベリア地域に自生する植物で、過酷な環境においても強い生命力をもち、他に中国の黒竜江地域、日本では北海道、朝鮮半島などに生育しています。
和名は「エゾウコギ」といいます。
シベリア人参(エレウテロコック)で最も注目されているのはアダプトゲン(環境適応源)で、簡単にまとめると特にストレスに対応する働きです。
シベリア人参(エレウテロコック)は、1955年に旧ソビエト化学アカデミーのブレフマン博士たちによって研究が開始され、1960年代には多くの研究者による臨床研究や研究発表、成分確認等がありました。
1980年に科学誌ニューサイエンティストにイギリスのステファン・フルダー博士による論文が発表され、アダプトゲン(環境適応源)としてあらゆる環境悪化に対し適応力を高めることをハーモナイザー(調和を高める)と表現しました。
これらの研究により、シベリア人参(エレウテロコック)に含まれている、エレウテロサイドやイソフラキシジンなどの成分は、集中力や免疫力を高めたり、ストレスや疲労回復を助けたり、自律神経のバランスを整えたり、緊張をやわらげて精神を安定させる作用があるということがわかりました。
薬味は辛・微苦、薬性は温、帰経は脾・腎・心、です。
興奮して眠れない
イライラしやすい
考え事が多い
冷え性
といった方に、おすすめの生薬といえます。
シベリア人参(エレウテロコック)は長期間摂取しても安心な為、健康な方にも愛用されています。例えば、深海潜水夫の方や宇宙飛行士の方、アスリートの方、工事現場の方など、健康でも厳しい環境でストレスフルな仕事に従事している方に愛されています。
体質や症状だけでなく、あなたの証にあった漢方薬・オリエンタルハーブを選びましょう。服用の際には、どうぞマスヤ薬局へお気軽にご相談くださいませ。